当サイトでは、建築を学ばれてる方に向けて情報を発信しています。
本記事では、代表的な建築学系の大学院をわかりやすく解説していきます。
選択肢がたくさんあって、どの大学院に進めばいいか分からないよ
自分が将来、何をしたいか考えられる重要な時間だよ
建築系の大学院はたくさんありますが、関東圏は東大・東工大・藝大・Y-GSA・早稲田や他にも京都大学・京都工芸繊維・九州大学などたくさんの有名大学院があり、各々の大学院に意匠や歴史、構造、構法、環境など分野は多岐に渡ります。
各大学院の情報を把握して、自分が今後何を学びたいのか照らし合わせて勉強を進めていきましょう!
主な建築系大学院の特徴
国立
東京大学:各分野の第一人者の教授の指導による多様な研究室、分野横断型のカリキュラムで自身の専攻以外の最先端の情報を得ながら研究ができる。
川添善行 教授(意匠)、今井公太郎 教授(計画)、加藤耕一 教授(建築史)、腰原幹雄 教授(構法)など
東京藝術大学:作家性や個人の思想を重んじ、芸術的な側面で建築を捉える少数精鋭の意匠研究が特徴。
中山英之 教授(建築設計)、藤村龍至 准教授(建築設計)、ヨコミゾマコト 教授(環境設計)、光井渉 教授(建築理論)など
東京工業大学:工学系の最先端の研究はもちろんのこと、意匠系にも多様な研究室がある。
塚本由晴 教授(建築意匠・設計)、奥野信一 教授(建築意匠、建築論)、塩崎太伸 准教授(建築設計)など
横浜国立大学(Y-GSA):研究室を持たないスタジオ制の建築設計に特化した大学院、国内外で活躍する四人の建築家による実践的な教育。
西沢立衛 教授、乾久美子 教授、大西麻貫 教授、藤原徹平 准教授
東北大学: デザインとエンジニアリングの融合を図る先端的な研究といった特徴を持つ。
小野田泰明 教授(建築空間学)、五十嵐太郎 教授(建築デザイン学)、藤野高志 教授(プロジェクトデザイン学)など
京都工芸繊維大学:京都という歴史的な立地を生かした研究や教育、実社会への適応力を身につけていくカリキュラム。
武井誠 教授(建築設計)、長坂大 教授(建築設計学)、𩵋谷繁礼 特任教授(都市地域居住空間計画学)、西澤徹夫 特任教授(建築設計)など
九州大学:芸術分野と建築分野に専攻が別れており、多角的なアプローチができる研究環境。
重松象平 教授(都市・建築学)、末光弘和 准教授(建築環境学)など
私立
早稲田大学:古谷誠章 教授(建築設計)、吉村靖孝 教授(建築設計)中谷礼仁 教授(建築史)など
明治大学:門脇耕三 教授(構法)、川島範久 准教授(建築設計)など
東京理科大:西田司 准教授(建築設計)、山名 善之 教授(計画・意匠)など
建築系大学院の合格体験談
僕は学部時代に意匠系の研究室に所属しており、大学院はY-GSAと東京大学大学院に合格をしました。
対策が全く異なる大学院を受験しましたが、傾向や対策を友人や先輩づてで教えてもらっていたため時間を効率的に利用することができました。
志望している大学院の情報を持っている知り合いがいないよ。。
僕が東京大学を進学先に決めた時には、東大の知り合いが1人もいませんでした。大学院のゼミ訪問やSNSを利用して何とか志望研究室の先輩から過去問などの資料を得ることができました。
(各大学院の合格体験談へのリンク)
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